当院の取り組み

【外科】消化器外科と女性外来

2022/07/27

「おなかが痛い」「健診で精密検査と診断された」こんな時、何科を受診すれば良いの?

1.消化器外科とは

皆様は、消化器外科にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
胃や大腸の手術をする科というイメージが大きいのではないでしょうか?

消化器外科は、食べた物を消化・吸収・排泄・代謝・貯留する「消化器」に、病気ができた場合に、手術で治療を行う診療科です。

消化器には、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肛門・肝臓・膵臓・胆道・脾臓があり、各臓器によって病気の性質、診断や治療の方法も異なります。

当院の外科では、消化器外科のみならず、乳腺外科、血管外科、さらに外傷まで幅広い領域の診療に対応しております。

 

2.外科診療への想い

当科では、初診時に診察を行った医師が、各種検査(放射線画像検査、内視鏡検査など)、診断、治療の相談、手術、術後治療(抗がん剤や緩和ケア治療)まで、主治医として担当させていただいています。癌の患者さんとは、人生の大切な時間に長く関わらせていただくことも多く、少しでも病気や治療への不安や苦痛を軽減して、患者さんが自分らしい人生を過ごしながら、病気の治療を続けられるように寄り添っていくことが私の外科医としての使命と想っています。最近、「女性医師だったので相談し易かった」とお言葉を頂くこと増えてきました。女性外来を開設することで、患者さんが安心して外科診療を受けられる機会が増えればと考えております。

 

3.消化器女性外来は、どういう症状があれば受診すればよいの?
「おなかが痛い」「便秘や下痢が続く」「下血した」「健診で精密検査と診断された」「乳がんと言われた」・・・。こんな時、普段かかりつけ医がいない場合は、どこの病院?何科?に受診すれば良いか迷うことはありませんか?この女性外来はお腹で気になる症状がある場合、健診で異常を言われた場合など受診する科に迷う場合に、ご受診いただければ幸いです。女性の腹痛は胃や大腸、胆石や膵炎など消化器疾患の場合もあれば、下腹部痛の時は子宮や卵巣など婦人科疾患の可能性もあります。中には腎臓や尿管、膀胱などの泌尿器科疾患の方もいらっしゃいます。私は、大学病院勤務では肝胆膵外科領域を専門としておりましたが、市中病院の勤務では、救急外来の初期対応から消化器内科疾患、消化器外科疾患、乳腺疾患、甲状腺疾患まで幅広く患者さんを診療させて頂いた経験があり、特に女性外来を受診される患者さんの症状に合わせて、幅広い視点での診療を心がけています。また、当院では、婦人科や泌尿器科専門医とも連携を取っており、必要に応じて各専門医へ診察を依頼することができます。

 

4.通院の負担軽減

健診で精密検査の結果が出ていても、「検査や結果説明などで何度も病院へ通院するとなると仕事を休めない」、「病院へ行くと待ち時間が長い」、「子供が小さいから病院へ行けない」「厳しい先生だとどうしよう」など、仕事や家庭の事情や病院に対する不安などから、受診のタイミングが遅れ、病気が進行してしまう患者さんも時々いらっしゃいます。

私自身も子育てをしており、また様々なお仕事の患者さんを受け持っておりますので、患者さん方のご事情を可能な限りお伺いするようにしております。検査や治療のスケジュールはお仕事やご家庭の都合などをできる限り配慮して対応させていただきますので、ご相談ください。

お電話にて初診予約を行っていただくときに、症状などをお伺いすることで、初診日に受けることができる検査もあります。また、検査と結果説明を同日に行うことができる場合もあり、可能な限り受診回数を少なくできるように対応させていただいています。

 

5.検査や治療方針などは相談できるの?

「外科というと手術を勧められるのでは?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

各病気によって治療指針というものがある程度は定められています。その中で、内科的治療や外科的治療などを病状によって選択できる場合もあります。もちろん、手術をしなければ治せない疾患もありますが、患者さんの病状やライフスタイルを考慮して治療の方法やスケジュール、治療に関する不安など、できるだけお話を伺って、対応させていただきますので、ご安心ください。

消化器外科女性外来

外科医長 岡島 千怜

●消化器外科女性外来●

診療日:第2・第4木曜日(午前)

※当院では岡島医師の他に消化器外科常勤医4名と消化器内科常勤医2名がおりますので、お腹の事で気になることがあれば男性の方も安心して相談してください。

 

 

 

 

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